专利摘要:
フラクショナル位相同期回路内のデルタ−シグマ変調器に供給されたクロック信号はディザ処理される。1つの例において、PLLは新しいクロックディザリング回路を含む。プログラマブルクロックディザリング回路は、いくつかの方法のうちの選択された1つで、クロック信号の位相をディザ処理するためにシリアルバスを経由して制御可能である。クロック信号が第1の方法(擬似ランダム位相ディザリング)でディザ処理される場合、デルタ−シグマ変調器によって生成されたディジタルノイズの電力は周波数帯域を通じて分散され、それによってノイズがその他の回路構成に干渉する度合を減少させる。クロック信号が第2の方法でディザ処理(ローテーショナル位相ディザリング)される場合、ディジタルノイズの電力が取り払われる周波数であり、それによってノイズがその他の回路構成に干渉する度合を減少させる。
公开号:JP2011515046A
申请号:JP2010548879
申请日:2009-02-26
公开日:2011-05-12
发明作者:グデム、プラサド・エス.;ジャン、ガン;シュ、ヤン
申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated;
IPC主号:H03L7-197
专利说明:

[0001] 本開示は、位相同期回路(PLL)に関連する。]
背景技術

[0002] 位相同期回路(PLL)は、携帯電話受信機及び携帯電話送信機の局部発振機での使用を含む、多くのアプリケーションに用いられる。図1(従来技術)は、このようなタイプのPLL1の単純化された図である。このタイプのPLLは、例えば、局部発振機(LO)信号の周波数を同調させるために用いられてもよい。受信機が無線信号の影響を受信するために同調されるように、LO信号は携帯電話内の受信機のミキサに供給される。PLL1は、位相検出器2、電荷ポンプ3、ループフィルタ4、電圧制御発振器(VCO)5、ディバイダ6及びデルタ−シグマ変調器7(シグマ−デルタ変調器とも称する)を含む。ディバイダ6は、リード9上で受信されるマルチビットディジタル除数でノード8上のLO信号の周波数を分割し、ノード10上へ結果として生じる低周波数フィードバッククロック信号を出力する。デルタ−シグマ変調器7は、やがてリード9上のマルチビットディジタル除数を変更し、これによりノード10上でフィードバッククロック信号の周波数によって分割されたノード8上のLO信号の周波数がやがてフラクショナルN除数となる。フラクショナルN除数は、リード11を経由してデルタ−シグマ変調器7へ受信されるマルチビットディジタル周波数制御ワードを変更することによって変更してもよい。ノード8上のLO信号の周波数は、マルチビットディジタル周波数制御ワードを調整することによって受信機を同調させるために調整される。図1のPLL1のようなPLLの性能を向上させ、このようなPLLを含む回路の性能を向上させることが望まれる。] 図1
[0003] フラクショナルN位相同期回路(PLL)において、デルタ−シグマ変調器をクロックするクロック信号の特性(例えば、位相)は、ディザ処理される。]
[0004] ある特定の実施形態において、PLLは、新しいプログラマブルクロックディザリング回路を含む。プログラマブルクロックディザリング回路は、いくつかの方法のうちの選択された1つでクロック信号の位相をディザ処理するためにシリアルバスを経由して制御可能である。ある例において、ディジタルベースバンド集積回路は、新しいプログラマブルディザリング回路にシリアルバスを経由して制御情報を送ることによってディザリングを制御する。プログラマブルクロックディザリング回路が第1の方法(擬似ランダム位相ディザリング)でクロック信号をディザ処理する場合、クロック信号の位相は擬似ランダム様式で変更するようにディザ処理される。デルタ−シグマ変調器によって生成されたディジタルノイズの電力は、周波数帯域を通じて分散される。それによって、特定の周波数でディジタルノイズの電力を減少させ、その他の回路構成へのノイズ干渉の度合を減少させる。プログラマブルクロックディザリング回路は、第2の方法(ローテーショナル位相ディザリング)でクロック信号をディザ処理する場合、クロック信号の位相はなめらかに変化する様式(スムースリー変更様式)で変更するようにディザ処理される。デルタ−シグマ変調器によって生成されたディジタルノイズの電力は周波数において取り払われ、これによりその他の回路構成へのノイズ干渉の度合が減らされる。]
[0005] 新しいPLLは、例えば、携帯電話のトランシーバのようにRFトランシーバに組込まれ、ディザリングは、デルタ−シグマ変調器によって生成されたディジタルノイズが携帯電話の望ましい無線信号による受信を妨げる度合、及び/または、デルタ−シグマ変調器によって生成されたディジタルノイズが望ましい無線信号の送信を妨げる度合を減らすように制御されてもよい。ある特定の実施形態において、プログラマブルクロックディザリング回路は、同様にその他の方法で制御可能である。例えば、ディザ処理されたクロック信号を生成するためのソースとして用いられるクロック信号は、いくつかのクロック信号のうちの1つから制御可能に選択されてもよい。プログラマブルクロックディザリング回路は、ディザリングをできないように制御されてもよく、これによりデルタ−シグマ変調器に供給されたクロック信号が固定周波数及び固定位相をもつ。]
[0006] 前述は概要であり、詳細の省略、一般化、簡易化及び必然性を含む。その結果、当業者は、概要が例証的であり、いくつかの方法に限定される趣旨でないことを正しく理解するであろう。ここに記述されたその他の様態と、発明の特徴と、処理及び/またはデバイスの利点とは、特許請求の範囲によって定義されるように、ここに示す非限定的な実施形態において明白になるであろう。]
図面の簡単な説明

[0007] 図1(従来技術)は、従来のフラクショナルN位相同期回路の単純化されたブロック図である。
図2は、1つの新しい様態に従って、ある特定のタイプのモバイル通信デバイス100のきわめて単純化された高レベルブロック図である。
図3は、図2のRFトランシーバ集積回路103のより詳細なブロック図である。
図4は、図3の局部発振器106のより詳細なブロック図である。
図5は、図4のプログラマブルクロックディザリング回路133のディザ回路134のより詳細なブロック図である。
図6は、図5のディザ回路134の動作を例証する波形図である。
図7は、1つの新しい様態に従った、方法300のフローチャートである。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7
実施例

[0008] 図2は、1つの新しい様態に従って、ある特定のタイプのモバイル通信デバイス100のきわめて単純化された高レベルブロック図である。この特定の例において、モバイル通信デバイス100は、符号分割多元接続(CDMA)携帯電話通信プロトコルを用いる3G携帯電話である。携帯電話は、(例証されないいくつものその他の部品の間に)アンテナ102及び2つの集積回路103と104とを含む。集積回路104は、“ディジタルベースバンド集積回路”または“ベースバンドプロセッサ集積回路”と称される。集積回路103は、RFトランシーバ集積回路である。RFトランシーバ集積回路103は、受信機だけでなく送信機を含むので“トランシーバ”と称される。] 図2
[0009] 図3は、RFトランシーバ集積回路103のより詳細なブロック図である。受信機は、局部発振器(LO)106だけでなくいわゆる“受信回路”105を含む。携帯電話が受信側であると、高周波数RF信号107はアンテナ102上で受信される。信号107からの情報は、デュプレクサ108、マッチングネットワーク109及び受信回路105の中を通過する。信号107は低ノイズアンプ(LNA)110によって増幅され、ミキサ111によって周波数をダウンコンバートされる。結果として生じるダウンコンバートされた信号はベースバンドフィルタ112によってフィルタされ、ディジタルベースバンド集積回路104に送られる。ディジタルベースバンド集積回路104内のアナログ−ディジタル変換器113は信号をディジタル形式に変換し、結果として生じるディジタル情報はディジタルベースバンド集積回路104内のディジタル回路構成によって処理される。ディジタルベースバンド集積回路104は、ミキサ111へ局部発振器106によって供給される、局部発振器信号(LO)114の周波数を制御することによって受信機を同調させる。] 図3
[0010] 携帯電話が送信側である場合、送信されるべき情報は、ディジタルベースバンド集積回路104内のディジタル−アナログ変換器115によってアナログ形式に変換され、“送信回路”116に供給される。ベースバンドフィルタ117は、ディジタル−アナログ変換処理によるノイズを取り除く。局部発振器119の制御下のミキサブロック118は、信号を高周波数信号にアップコンバートする。ドライバアンプ120及び外部電源アンプ121は、アンテナ102を駆動するために高周波数信号を増幅するので、これにより高周波数RF信号122が、アンテナ102から送信される。]
[0011] 図4は、局部発振器106のより詳細な図である。局部発振器106は、基準クロック信号ソース123及びフラクショナルN位相同期回路(PLL)124を含む。本例において、基準クロック信号ソース123は外部水晶発振器モジュールへのコネクションである。また、基準クロック信号ソース123は、RFトランシーバ集積回路102上に配置された発振器であり、水晶は集積回路102の外側にあるが、集積回路102の端子を経由して発振器に取り付けられる。] 図4
[0012] PLL124は、位相検出器(PD)125、電荷ポンプ126、ループフィルタ127、電圧制御発振器(VCO)128、信号調節出力ディバイダ129及びループディバイダ130(時々、“分周器”と称される)を含む。ループディバイダ130が第1の高周波数F1の分周器入力信号DINを受信し、周波数は除数Dで信号を分割し、第2の低周波数F2の分周器出力信号DIVOUTを出力する。ループディバイダ130の複数のカウント周期を通じて、PLLが同期されると、F2=F1/Dとなる。同期されると、DIVOUT信号の位相及び周波数F2は、基準クロック信号ソース123から供給された、基準クロック信号の位相及び周波数と一致する。]
[0013] ループディバイダ130は、ディバイダ131、デルタ−シグマ変調器132及びプログラマブルクロックディザリング回路133を含む。プログラマブルクロックディザリング回路133は、同様に、ディザ回路134、ディバイダ135及びマルチプレクサ136を含む。ディバイダ131は、入力ノード137上のループディバイダ入力信号DINをマルチビットディジタル除数Dで分割し、出力ノード138上のループディバイダ出力信号DIVOUTを生成する。入力ノード137は、例えば、一対の差動信号を伝える一対のノードであってもよい。同様に、出力ノード138は、一対の差動信号を伝える一対のノードであってもよい。やがてLOの周波数がフラクショナルF値N.fで分割されるように、デルタ−シグマ変調器132は入力リード139上のマルチビットディジタル除数Dを変更する。フラクショナルF値“N.f”の“N”は整数を示し、これに対して、フラクショナル値“N.f”の“f”は少数値を示す。]
[0014] 位相同期回路124のブロック125,126,127及び128の機能性は、様々なデザインのアナログ位相同期回路、または様々なデザインの全ディジタル位相同期回路(ADPLL)またはアナログ及びディジタル回路構成のハイブリッドの形をとって実現されてもよい。例証された特定の例において、位相検出器125、電荷ポンプ126、ループフィルタ127及びVCOはアナログ回路である。基準クロック信号XOの周波数は19.2MHzであり、ノード137上のVCO出力信号LOの周波数はおよそ4GHzである。ノード137上のVCO出力信号の正確な周波数は、ループディバイダ130による除数に依存する。ループディバイダ130はフラクショナルF値N.fで周波数分割するので、信号LOの周波数はF2*(N.f)である。例えば、N.fが200.1であり、F2が19.2MHzである場合、LOの周波数F1は3.84192GHzである。]
[0015] 1つの新しい様態において、プログラマブルクロックディザリング回路133は、コンダクタ140上でデルタ−シグマ変調器132に供給されたデルタ−シグマ変調器クロック信号(DSMC)の位相をディザ処理する。無線受信機の局部発振器内の従来のデルタ−シグマ変調器の1つのタイプにおいて、従来のデルタ−シグマ変調器は、固定周波数のシングルディジタルクロック信号によってクロックされる多量のディジタルロジックである。デルタ−シグマ変調器の中の多くのディジタルロジックシーケンシャルロジック要素及びゲートの結果として生じる実質的な同時クロッキングは、電源バスからグラウンドバスに伝わる実質的な電流パルスを生成する。これら電流パルスはおよそ数十ミリアンペアの大きさになりうる。ディジタルロジックのクロッキングがXO信号と同期されるので、結果として生じる電流パルスがディジタルノイズを生じさせ、このディジタルノイズは、受信機のその他の部分に漏洩し、望ましい信号の受信を妨げる高次調波を示すかもしれない。このようなディジタルノイズの漏洩は、例えば、デルタ−シグマ変調器のディジタルロジックに電力を供給する電源及びグラウンドバスを通じて生じるかもしれない。漏洩は、RFトランシーバ集積回路の半導体回路基板を通じても生じるかもしれない。このノイズの有害な影響に対抗するために、保護環のような物理分離技術は、受信機回路のその他の部分からノイジーデルタ−シグマ変調器を分離するために、及び、ノイズ漏洩を妨げるために典型的に用いられる。しかしながら、従来の物理分離技術は、数百メガヘルツまたはそれ以上の周波数をもつディジタルノイズの高周波数調波を分離することにおいて全く効果がない。]
[0016] 従来技術における無線受信機の局部発振器の中のデルタ−シグマ変調器のディジタルロジックが、単一周波数及び位相のクロック信号によってクロックされたのに対して、図4の新しいPLL124におけるプログラマブルクロックディザリング回路133は、デルタ−シグマ変調器クロック信号(DSMC)の位相をディザ処理するので、デルタ−シグマ変調器132を構成するディジタルロジックのクロッキングも位相でディザ処理される。適切な方法で位相をディザ処理することによって、不必要なノイズの電力が変更されることにより、デルタ−シグマ変調器が一部となる回路構成(この場合、受信機)の残りの部分への望ましくない干渉は減らされる又は完全に排除される。図4の特定の例において、プログラマブルクロックディザリング回路133は、選択可能な複数の方法のうちの1つでクロック信号をディザ処理するために制御される。1つの方法は、不必要なノイズの電力が周波数帯域を介して分散されるように、DSMCクロック信号の位相を擬似ランダムにディザ処理することを含む。その結果、不必要なノイズの電力は注目の特定周波数で減らされる。第2の方法は、DSMC信号の位相が領域を通じて前後に走査(または、回転)されるように、DSMCクロック信号の位相をローテーショナルにディザ処理することを含む。位相をローテーショナルにディザ処理することは、異なる周波数または種々の周波数を生成した望ましくないノイズの電力を取り払うために役に立つ。その結果、不必要なノイズの電力は注目の特定周波数で減らされる。第3の方法は、DSMC信号がディザ処理されないように、ディザリングをできないようにすることである。] 図4
[0017] 図4の特定の実行において、プログラマブルクロックディザリング回路133がDSMCクロック信号をディザ処理する方法は、シリアルSPIバス141を経由してディジタルベースバンドIC104によって制御される。図2及び3に例証されないが、SPIバス141は、ディジタルベースバンドIC104とRFトランシーバIC103との間に伸び、このバスはRFトランシーバIC103へ制御情報を送信するためにディジタルベースバンドIC104によって用いられる。この制御情報は、SPIバス141を介して受信され、SPIバスインターフェースブロック142の中に受信される。SPIインターフェース142は、制御情報をコンダクタ143−147上に供給されるディジタル信号に変換する。図4中のコンダクタ147は、周波数制御ワードがデルタ−シグマ変調器に伝達されるために介するコンダクタを表す。周波数制御ワードは、プログラマブルクロックディザリング回路133を制御する制御情報と同様に、SPIバス141及びSPIインターフェース142を介してデルタ−シグマ変調器132へディジタルベースバンドIC104によって供給される。コンダクタ143上のディジタル制御信号SELは、ディザ回路134が実行する、擬似ランダムディザリングまたはローテーショナルディザリングのうちの1つを選択する。コンダクタ144及び145上のディジタル制御信号は、4つの信号のいずれがディザ回路134のクロック入力コンダクタ148の上へマルチプレクサ136によって“高速クロック”信号HSCとして供給されるかを決定する。用語「高速」、相対的な用語であり、DIVOUT信号の周波数に比較した場合である。4つの信号は、1)コンダクタ149上へディバイダ131のプレスケーラによって出力されるPRESCALER OUTクロック信号、2)コンダクタ137上へVCO128によって出力される局部発振器(LO)クロック信号、3)コンダクタ151上へ1/8ディバイダ135によって出力されるクロック信号、及び4)コンダクタ152上の固定ディジタル“1”値である。図4の実施形態において、コンダクタ148上の高速クロック信号HSCの周波数は、ディザリングのレートを決定する。] 図2 図4
[0018] マルチプレクサ136が、コンダクタ152とクロック入力コンダクタ148とをつなぐように制御される場合、コンダクタ148上のクロック信号HSCは止められ、ディザ回路134は停止し、コンダクタ140上へディザ回路134によって出力するDSMCクロック信号は固定周波数及び位相とされる。コンダクタ151上のクロック信号がディザ回路134に供給されたHSCクロック信号のソースとして用いられていない場合、ディバイダ135は、ディジタルローになるコンダクタ146上に制御信号を生じることによって動作不能になり、電力低下し得る。動作不能なディバイダ135は、PLL124の電力消費を減らす。一方、ディバイダ135が動作可能になる場合、コンダクタ146上の制御信号はディジタルハイになるので、これによりディバイダ135は電力を供給され、動作可能になる。図4に例証されるように、コンダクタ146は、ディバイダ135の動作可能/動作不能入力リードに伸びている。コンダクタ143−147上の制御信号の値は、SPIバスインターフェースを経由してディジタルベースバンドIC104によって、個々に制御可能である。] 図4
[0019] 図5は、図4のディザ回路134を実行するための1つの方法のより詳細な図である。ディザ回路134は、連続したロジック要素153−156の列を含む。列中の連続したロジック要素153−156の全ては、コンダクタ148を経由してディザ回路134上で受信される、前述の高速クロック信号HSCによってクロックされる。より遅いクロック信号DIVOUTは、列中の第1の連続したロジック要素153のデータ入力リードにコンダクタ138上で供給され、これにより列に沿った様々なタップ157−162が、対応するクロック信号DIVOUTの遅延バージョンの組を出力する。これら遅延バージョン間の時間遅延が、より高速なHSCクロック信号の周期である。信号の遅延バージョンは、本例証中のP1−P7を示し、位相信号と称される。P0は遅れない。マルチプレクサ163は、DSMCクロック信号としてコンダクタ140上へ位相信号P0−P7の1つをつなぐようにコンダクタ164上の3ビットディジタルワードDITHCONTによって制御される。DITHCONTワードを変更することによって、DSMCクロック信号の位相は変更される。例証された実施形態において、プログラマブルクロックディザリング回路133が擬似ランダムディザリングを実行する場合、コンダクタ143上のSEL値はディジタルローに設定され、これにより擬似乱数生成装置165によって出力する3ビット値が、コンダクタ164上へマルチプレクサ166を通じて供給される。一方、プログラマブルクロックディザリング回路133がローテーショナルディザリングを実行する場合、コンダクタ143上のSEL値はディジタルハイに設定され、これによりプログラマブルローテーション数生成装置167によって出力する3ビット値が、コンダクタ164上へマルチプレクサ166を通じて供給される。] 図4 図5
[0020] 図6は、図5のディザ回路134の動作を例証する単純化された波形図である。波形P1−P4は、連続したロジック要素の列の様々なタップ157−162上の入力信号DIVOUTの様々な遅延位相バージョンを例証する。最初に、3ビットDITHCONT値がディジタル4であり、これによりマルチプレクサ163は、“4”入力リード上のP4信号をマルチプレクサデータ出力リードにつなぐように選択される。矢印168は、マルチプレクサ163を通ずるこのカップリングを例証する。DIVOUTの第1の立ち上がりエッジとDSMCの第1の立ち上がりエッジとの間に第1の時間遅延T1がある。信号DIVOUTの立ち下がりエッジ上で、3ビットDITHCONT値は、ディジタル“4”からディジタル“3”に変更される。マルチプレクサ163は、ここで、“3”入力リード上のP3信号をマルチプレクサデータ出力リードにつなぐように選択される。矢印169は、マルチプレクサ163を通ずるこのカップリングを例証する。DIVOUTの第2の立ち上がりエッジとDSMCの第2の立ち上がりエッジとの間に第2の時間遅延T2がある。DIVOUTの立ち上がりエッジとDSMCの立ち上がりエッジとの間の時間遅延における変化は、DSMCクロック信号の位相のディザリングを構成する。擬似ランダムディザリングが選択される場合、DITHCONTの3ビット値が擬似ランダム様式に変更される。ローテーショナルディザリングが選択される場合、DITHCONTの3ビット値は0から7に増加され、7から逆に0に減らされ、このローテーショナル増加及び減少は繰り返される。] 図5 図6
[0021] 1つの新しい方法において、フラクショナルN位相同期回路のデルタ−シグマ変調器をクロックするクロック信号が、ディザ処理される。図2〜図6に関連して上述した特定の実施形態において、デルタ−シグマ変調器132に供給されるようなコンダクタ140上のクロック信号DSMCの位相は、ディザ処理される。ある例において、全体の受信機回路が検証され、デルタ−シグマ変調器によって生成されたディジタルノイズにより受信チャネルが妨害されているかどうかを決定することが不可能とされたプログラマブルクロックディザリング回路133と、研究室で特徴づけられた。受信チャネルが妨害されている場合、妨害が減らされる又は排除されるように、プログラマブルクロックディザリング回路133は、DSMCクロック信号をディザ処理するために及びディザリングを調整するために、SPIバス141を経由して制御される。プログラマブルクロックディザリング回路133の最適のセッティングが、研究室におけるこの経験様式で決定されると、セッティングは受信機回路のプロダクションユニットに記憶される。これにより受信機回路が動作すると、ディジタルベースバンドIC104がセッティングを引き出し、SPIバス141を介してセッティングを伝えることによってRFトランシーバIC103内のプログラマブルクロックディザリング回路133を構成する。別の例において、プログラマブルクロックディザリング回路133のセッティングは、受信機の動作モードに応じてディジタルベースバンド集積回路104による受信機動作の間に変更される。] 図2 図3 図4 図5 図6
[0022] 図7は、別の新しい様態に従う、新しい方法300のフローチャートである。ディジタル制御情報が受信される(ステップ301)。ディジタル制御情報は、例えば、RFトランシーバIC103上へSPIバス141を経由してディジタルベースバンドIC104から受信される。ディジタル制御情報が第1値をもつ場合、フラクショナルNPLLのデルタ−シグマ変調器をクロックするクロック信号は第1の方法でディザ処理される(ステップ302)。1つの例において、クロック信号は図4のクロック信号DSMCである。ディジタル制御情報が第2値をもつ場合、クロック信号は第2の方法でディザ処理される(ステップ303)。ディジタル制御情報が第3値をもつ場合、クロック信号のディザリングが無効にされる(ステップ304)。ディジタルベースバンドIC104は、SPIバス141を介して適切なディジタル制御情報をRFトランシーバIC103に送ることによって、クロック信号のディザリングの方法を制御する。実行されるディザリングのタイプは、回路検証及び特性評価の間に、及び/または、モバイル通信デバイス100の通常動作の間に変更されてもよい。] 図4 図7
[0023] 1つ又は複数の典型的な実施形態において、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれら任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアによって実現される場合、機能は、コンピュータ読取可能媒体上の1つ又は複数の命令又はコードとして格納又は送信されうる。コンピュータ読取可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体及びコンピュータ記憶媒体両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能である任意の利用可能な媒体であることができる。限定ではなく一例として、そのようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMあるいはその他の光ディスク記憶媒体、磁気ディスク記憶媒体あるいはその他の磁気記憶媒体、又は、コンピュータによってアクセス可能であり、命令又はデータ構成の形式で望まれるプログラム・コードを搬送又は格納するために用いられることができるその他任意の媒体を備えることができる。また、任意の接続が、コンピュータ読取可能媒体と適切に称される。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、又は、同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは例えば赤外線、無線、及びマイクロ波のような無線技術を用いるその他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、ツイスト線ペア、DSL、又は、例えば赤外線、無線、及びマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義内に含まれる。本明細書で用いられるディスク(disk)及びディスク(disc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル・バーサタイル・ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、及びブルーレイ・ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常データを磁気的に再生するのに対し、ディスク(disc)はレーザによって光的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。]
[0024] ある特定の実施形態が教授の目的のために上述されるが、この特許文書の教えは、一般的な適用可能性をもち、上述した特定の実施形態に限定されない。いくつかの実施形態において、プログラマブルクロックディザリング回路133は、DSMCクロック信号の周波数を変更するようにプログラム可能である。図5のディザ回路134は連続したロジック要素の列を含むが、一連の位相遅延バージョンの入力クロック信号を提供するその他の方法が、位相ディザ処理された出力バージョンのクロック信号を生成するために用いられてもよい。ローテーショナルディザリングモードでマルチプレクサ136によって選択する異なる位相P1−P7のレート及び/または序列は、プログラム可能であってもよい。高速クロック信号HSCとしてPLL自体によって生成された高周波数信号を用いることよりもむしろ、その他の実施形態において他の場所で生成した高周波数信号がPLLに供給され、高速クロック信号HSCとして用いられる。上述したディザリング技術の使用は、モバイル通信デバイスに用いることに又は無線受信機及び送信機に用いることに限定されず、むしろフラクショナルN PLLを含むその他のタイプの回路への一般的な適用可能性をもつ。デルタ−シグマ変調器に供給されたクロック信号のディザリングは、デルタ−シグマ変調器が一部である回路の動作モードに応じて回路動作の間に、あるタイプのディザリングから別へと変更されてもよい。それゆえに、上述した特定の実施形態の様々な特徴の組み合わせ、適合及び変更が、以下に示される特許請求の範囲から逸脱することなく実行されてもよい。] 図5
权利要求:

請求項1
基準クロック信号及びフィードバッククロック信号を受信する位相検出器と、第1クロック信号を受信し、前記位相検出器に前記フィードバッククロック信号を供給するループディバイダとを具備し、前記ループディバイダは、マルチビットディジタル除数を出力するデルタ−シグマ変調器と、前記第1クロック信号及び前記マルチビットディジタル除数を受信し、前記フィードバッククロック信号を出力するディバイダと、前記デルタ−シグマ変調器にディザ処理されたクロック信号を供給するクロックディザリング回路とを備える位相同期回路(PLL)回路。
請求項2
前記デルタ−シグマ変調器は、前記ループディバイダの前記ディバイダが、前記フィードバッククロック信号を生成するためにフラクショナルN除数で前記第1クロック信号を周波数分割するように、前記マルチビットディジタル除数を変更する、請求項1に記載のPLL回路。
請求項3
前記ディザ処理されたクロック信号は、擬似ランダム様式でディザ処理される特徴をもつ、請求項1に記載のPLL回路。
請求項4
前記ディザされたクロック信号は、スムースリー変更様式でディザ処理される特徴をもつ、請求項1に記載のPLL回路。
請求項5
前記特徴は、位相である、請求項4に記載のPLL回路。
請求項6
前記デルタ−シグマ変調器は、前記ディザ処理されたクロック信号によってクロックされる連続したディジタルロジックの量を含む、請求項1に記載のPLL回路。
請求項7
前記クロックディザリング回路は、プログラマブルである、請求項1に記載のPLL回路。
請求項8
前記クロックディザリング回路は、前記フィードバッククロック信号を受信し、前記クロックディザリング回路も、別のクロック信号を受信し、その他のクロック信号は、前記フィードバッククロック信号の周波数よりも高い周波数をもつ、請求項1に記載のPLL回路。
請求項9
前記PLL回路は、シリアルバスインターフェース回路につながれ、前記シリアルバスインターフェース回路は、前記クロックディザリング回路にディジタル制御情報を供給する、請求項1に記載のPLL回路。
請求項10
前記クロックディザリング回路は、ディジタル制御情報を受信し、前記ディジタル制御情報が第1値をもつ場合、前記クロックディザリング回路は第1の方法で前記ディザ処理されたクロック信号をディザ処理するのに対して、前記ディジタル制御情報が第2値をもつ場合、前記クロックディザリング回路は第2の方法で前記ディザ処理されたクロック信号をディザ処理する、請求項1に記載のPLL回路。
請求項11
前記クロックディザリング回路は、ディジタル制御情報を受信し、前記ディジタル制御情報が第1値をもつ場合、前記ディザ処理されたクロック信号がディザ処理されないように、前記クロックディザリング回路が前記ディザ処理されたクロック信号を出力するのに対して、前記ディジタル制御情報が第2値をもつ場合、前記ディザ処理されたクロック信号がディザ処理されるように、前記クロックディザリング回路がディザ処理された信号を出力する、請求項1に記載のPLL回路。
請求項12
前記クロックディザリング回路は、ディジタル制御情報を受信し、前記ディジタル制御情報が第1値をもつ場合、前記ディザ処理されたクロック信号の特徴は比較的速やかにディザ処理されるのに対して、前記ディジタル制御情報が第2値をもつ場合、前記ディザ処理されたクロック信号の特徴は比較的ゆっくりとディザ処理される、請求項1に記載のPLL回路。
請求項13
ループディバイダと、位相ディザ処理されたクロック信号を受信し、前記ループディバイダにマルチビットディジタル値を出力するデルタ−シグマ変調器とを具備し、前記ループディバイダ及び前記デルタ−シグマ変調器が位相同期回路の一部である回路。
請求項14
(a)位相同期回路のデルタ−シグマ変調器に供給されたクロック信号をディザ処理することを具備する方法。
請求項15
(b)ディジタル制御信号を受信することを更に具備し、前記ディジタル制御信号が第1値をもつ場合、前記クロック信号は第1の方法における(a)でディザ処理されるが、前記ディジタル制御信号が第2値をもつ場合、前記クロック信号は第2の方法における(a)でディザ処理される、請求項14に記載の方法。
請求項16
前記ディジタル制御信号が、前記第1値から前記第2値に変更される、請求項15に記載の方法。
請求項17
(b)ディジタル制御信号を受信することを更に具備し、前記ディジタル制御信号が第1値をもつ場合、前記クロック信号はディザ処理されるが、前記ディジタル制御情報が第2値を持つ場合、前記クロック信号はディザ処理されない、請求項14に記載の方法。
請求項18
前記クロック信号が擬似ランダム様式でディザ処理される特徴をもつように、前記クロック信号は(a)でディザ処理される、請求項14に記載の方法。
請求項19
前記クロック信号がスムースリー変更様式でディザ処理される特徴をもつように、前記クロック信号は(a)でディザ処理される、請求項14に記載の方法。
請求項20
(b)無線信号を受信するために受信機内の位相同期回路を用いることと、(c)前記位相同期回路によって受信機内に持ち込まれたノイズの量を減らすために(a)のディザリングを調整することとを更に具備する、請求項14に記載の方法。
請求項21
前記(a)のディザリングは、前記クロック信号の位相のディザリングである、請求項14に記載の方法。
請求項22
ループディバイダを備える位相同期回路を具備し、前記ループディバイダが、デルタ−シグマ変調器と、前記デルタ−シグマ変調器に供給されたクロック信号をディザ処理する手段とを含む回路。
請求項23
前記手段は、ディジタル制御情報を受信するための手段であり、前記ディジタル制御情報が第1値をもつ場合、前記手段が第1の方法で前記クロック信号をディザ処理するのに対して、前記ディジタル制御情報が第2値をもつ場合、前記手段が第2の方法で前記クロック信号をディザ処理する、請求項22に記載の回路。
請求項24
前記手段は、シリアルバスからの前記ディジタル制御情報を受信するための手段である、請求項22に記載の回路。
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